フィールドスタッフブログ
2016/08/01

『夏の必須アイテム、ビッグクローラーのリーダーレスダウンショット!!』 (国保 誠)

今年もビッグクローラーのリーダーレスダウンショットのシーズンがやってきました!!

梅雨が明け夏らしい日になると南湖のフラットウィードエリアに生い茂るカナダモの中に入るビッグバスを狙うパターンに欠かせないのがビッグクローラーのリーダーレスダウンショット。

夏のストロングスタイルの代表格のカナダモエリアでのリーダーレスダウンショットでのパターンは濃いカナダモの中からビッグバスを引きずり出す豪快なところに目が行きがちですが、

実はタックルからルアーセレクト、ウェイトセレクトなどなどを繊細にセレクトしていくことでより多くのビッグバスをキャッチすることができる奥深いパターンでもあるのです。

 

 

ビッグクローラーをセレクトする大きな理由はふたつ。

この釣りで最も重要なのがすり抜け性能で、余分なパーツが少ないストレートワームは数あるワームの中でも最もすり抜け性能が高く、

軽いウェイトでもカナダモの中に落とし込むことができる点はこの釣りにおいてかなり重要なキモとなっているのです。

そしてもう一つがフォール中のアクション、カナダモの中に落とし込むときのフリーフォール時にテールを微妙に振るように落ちていくアクションが出るか出ないかでバイト数は格段に上がり、

特にビッグクローラーを前後逆にし、太い方をテールになるようにセッティングすると水噛みを向上し、フォール中のアクションを最適にしながら頭部分は細くなり、

ウィードのすり抜け性能が向上することから必ず逆付けセッティングでリグっているほどベストなセッティングとなるのです。

 

 

あとは使うウィードのコンディションに合わせてロッドとシンカーウェイトをセレクトしていくのですが、

シーズン初めのウィードが低い状況ではX-GLAIVE610Mに7gのシンカーをセットしたタックルからスタートし、

ウィードが濃くなるにつれて7、10gではX-GLAIVE73MH、14gではX-GLAIVE75Hといったタックルセレクトがベースとなるのです。

そして、ウィードトップが見えるようになりピッチングでのショートディスタンスでの釣りがメインとなる時期は

14~1オンスシンカーをX-GLAIVE70Hとのコンビで組み合わせることでピッチングのしやすさと、バーチカルでのアクションのつけやすさが非常によく、

リアクションバイトを狙ったヘビーウェイトシンカーでのアクションもこなすことができるのです。

このセッティングを参考にタックルを組み様々なシチュエーションでベストなバランスでカナダモエリアでのビッグクローラーのリーダーレスダウンショットゲームを楽しんでみて下さい。

 



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