フィールドスタッフブログ
2013/02/18

『皮一枚の差』 (羽生 和人)


2月に入り、風の強い日も多く、まさに寒さの底といった感じでしょうか...

房総半島に位置する亀山ダムも、朝晩の冷え込みは厳しく、連日の氷点下です。


水温も上流部は別として、全体的には5〜6℃台の間といったところ。


正直バイトも少く、1年で最も厳しい時期と言えます。



例年、冬の亀山ダム攻略といえば、ファンタジスタ スチュディオスFSS-60ULSを用いた、

 

ダウンショットリグが超定番となっていますが...


今年は「FSNS-60ULSⅡ-MGS Experience(プロト)」をダウンショットリグに使用していますが、

 

それでもファイト中のフックオフが多発。



そこで、ロッドを「FSNS-67SULS-MGS RECAPTURE」に変更してみました。


このRECAPTUREは、もともとTOP 50桧原湖戦の時に作られた、極めて軽いルアーを投げる事ができ、


極めて軽いタッチでルアーを操作する事が可能なトーナメントロッドです。


また、パワーもかなり落とされており、正直カバーまわりでのやり取りはハラハラしますが、

 

逆に今の亀山の様に、バイトが小さい、手元に全く感じない、掛かっても直ぐに外れてしまう、

 

といった状況を打開するには大切な1本です。


今回はこのRECAPTUREをジクヘッドで使用してみました。


そして...



 

 

 





手元に微かに感じる小さなバイトも、手元に全く感じないバイトも、魚をキャッチする事が可能でした。


上げてみるとこの刺さり方。

途中で外れてしまうのも納得です。


ロッドが魚の重さに合わせて曲がるので、なんとか絡めとったという感じでした。



亀山はもう少しだけ、厳しい時期が続きます。

そんな中でも、少しでも魚からの反応があったならば、何かを少し変えてみる事も大切かもしれません。


 


 


 




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