フィールドスタッフブログ
2012/05/09

『琵琶湖のシャローから』 : 4月?手探りの季節感 (中村 大介)


このレポートは、
・自分の得意なシャローでの釣りをトーナメントで検証して気づい
たフィールドや釣り方の情報
・その際のピュアフィッシングのアイテムの使い方、活用のアイディア
をお届けすることを目的にしています。
ピックアップアイテム: スパイダーワイヤー インビ ジブレイド
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みなさん、こんにちわ。
今回は、大会のレポートを中心に書いてみますが、今年の早春は難かったですよね?(そんなことはないですか?)
私は、そんな難しさにうまく対応できたり、できなかったり、なかなか味わい深い早春になりました。

・4/1 琵琶湖オープン 第一戦 - NF
・4/15 NBC京都チャプター 第三戦 - 1位(6880g/3本)

ふと気がついたのですが、私はシャローに主眼をおいてバスフィッシングにアプローチをするように

なって20年近くになります。
それでいて、なおシャローは難しい、一度として同じ春は無い、と感じられる2つの大会でした。

 



4/1の琵琶湖オープンは、3月のB.A.I.T.(準優勝)で試合中に掴んだ感覚と前週のプラクティスから、とても好感触。
そこから、試合直前の大雨、大荒れの影響が強く残ったまま当日を迎えました。
冷たい水と濁りが、風で撹拌された状況下から、浅い側に避難している魚を探して釣っていきましたが、生命感を得られず。
一昨年の同時期の大会で似た状況があり、その試合でも一匹しか釣れずにトボトボ歩いていたら、
下野正希さんに「この時期は新しい水をことに嫌う」ということ、そして「釣れていなくても胸張って歩かなアカンで」と

言われたことを思い出しました。
(今回は、やるべきことは完全にやったので、胸を張って歩いてました、その部分は成長だと思います。)
また結果としては、浚渫絡みや特に北湖でのディープに上位陣が集中したことからも、シャローにとって厳しい条件下

だったのだと整理できます。
(南湖は、大きな意味で言えば、琵琶湖全体におけるシャローですから。)

そして琵琶湖オープンの後に、並の台風以上に強力な爆弾低気圧の影響を受けて、プラクティスで全く感触が

得られなかったのが京都チャプターでした。
原因は明らかで、やはり大水が入って、それが撹拌されていること、しかも増水でシャローの薄い魚影がさらに

薄くなっていること。
私には前日プラクティスの段階でも感触は無かったですが、今年の京都チャプターは優勝狙い

(欠場があるので年間は狙っていない)
なので、やはりフリッピングのみでの展開。
当日が暖かい予報から、当日に変化(良化)する地合を掴もうという考えでした。

魚の気配が感じられていない分、移動時間を減らしたいので近場(西岸のワンド)に絞って、また魚の上がり口に

なるような場所に絞って。

 


そこをスローに繰り返し釣ることで、地合の変化/魚の気配に聴き耳を立てる。
その展開から、暖かくなり始めた9時頃に得たのがいきなりのビッグバイト(55cm/3500g)で、

これによってスコアだけでなく地合を掴んだ感じ。
特に魚の上下のポジションが、冷たい水を避け、暖かみを求めてマット直下に浮いている印象。
よって、下までルアーを追ってくれないので、丁寧に魚の目の前に落とすような感覚で釣りを進めていって、

同様の地形/ポジションから7バイトを得て、またその全て(3500g, 1800g, 1600g, 1500g×3本,
1000g)をキャッチすることに成功。
我ながら粘り強く、着実に釣りができたと思います、その成果が6880g/3本での今シーズンの

初優勝となってくれました。

プラクティスはカンペキでも、急変に太刀打ちできなかった4月一週目。
逆にプラクティスは手応え無い中で、当日においきれた4月三週目。
春は難しい、というのは定説ですし100%同感ですが、ことに 近年、毎年違うし、

触れ幅が大きくなって来ていて難しいと感じるのは私だけでしょうか。
その日の中、その状況のなかで自分なりに季節感を探っていくのが
とても大切だと思えました。

また全体観として、先月のレポートに書いた、シャローマンにとって今年の春は難しいかも、

という観測のうち、水位は4月に来てプラス水位での管理になりましたが、
水温と植物の生え方については、最近までとても難しい要因になっていたように思われました。
京都チャプターでも上位陣はシャローというより軒並み浚渫絡みのディープでもありました。

ただし、ここで過去形で書いているように、ここのところの暖かさで水温は十分になってきましたから、

本格的な春、釣れる時期がやってきましたね。
産卵行動も明確化し、狙う魚が複数存在する、あらゆる釣り方で自分なりに魚を釣れる良いシーズンが

やってきたのではないかでしょうか。
実際、GWも、私は船は出しませんでしたが、とても人が大いにも関わらず、適切な場所を少しスローに

釣るとどんな釣り方でもとても釣れていたようです。

今後は、更に産卵にどう関係する魚を釣るのか、狙うべき魚を明確にすると効果的な展開になりそうです。
特にシャローの釣りでは、そうでないと単に魚を釣る、勝てない展開になる危険性がありそうです。
(前提として、私は釣りためというより、勝つための釣りをしたいということがあります、

これは人それぞれの楽しみ方がありますね。)
基本的には、産卵後にシャローに残る魚を釣っていくというイメージが大切になるように思います。

道具のことを一つだけ。
今回は、魚が浮いていたこともあって、すごく魚を掛けにくい、取り込みにくい状況だったと思っています。
こういった時にはハリ、糸、竿、リールといったタックルセッティングのトータルバランスが問われるはずです。
その中の一つのパートとして、今年から使っているスパイダーワイヤーウルトラキャスト インビジも、

一つのカギになってくれています。

これまでのステルスにもあった、ハリとスムースさは変わらず、やや強化されたような感じもあり。
なによりそれがより長い時間、キープされている印象がとてもいいです。
ここまでの3ヶ月の使い込みで、僕としてはパーフェクトで、現在、全てのフリッピングタックルはインビジで組んでいます。
ライトウェイトのリグをスルッとカバーに滑り込ませたい時に、やっとフロロが出てくるくらいかな、という感覚。
ただし、ブレイドラインの使用頻度がさほど高くなければ、よりお 求めやすい価格になっているステルスもいいと思います。
(余談になりますが、私は釣り道具っていうのはあくまで道具なので、あまりに高価であれば、そのこと自体が効果的でないと

思っています。

その観点からも、ラインもそうですし、僕の使っているMGXも含めたPFJのリールはなかなかイケていると思ってるの
ですが、いかがでしょうか?)

ともあれ、道具の準備は事前からできる、大切な行動ですよね。
「運は女性名詞、だから自分の行動によって口説くもの。」という趣旨の表現をサッカー長谷部さんの本で読みました。
僕はその表現が好きですし、そうありたいと思います。

では、お互いに、普段からの準備を大切にして、魚釣りの運を引き寄せられますように、いい釣りができますように!









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『野尻湖釣行!』