フィールドスタッフブログ
2011/03/02

?My fishing life?【千葉県 一つテンヤ編】 (Terry)

今日は、待ちに待った人生初めての真鯛釣行♪

前日の『春一番』には驚いたが、前夜に船長に確認をとったところ出船するとのこと。
 
夜中、目が覚めてみると「ビュー」という物凄い暴風音が聞こえる・・。
風が強すぎて窓も開けられないほどの強風!(13号地で14m)
船長の言葉を信じ、友人をひろってからいざ大原へ!!
 
気合を入れすぎたのか到着したのは、出船の2時間前。
外は相変わらず強い風が吹いているが、気分を落ち着かせるためにも
田辺プロの一つテンヤを携帯動画で観る事に。
(フムフム誘い方やエビの付け方はわかったぞ)
そうこうしているとあっという間に出船10分前。
タックルをセットして、レインウェア着て、長靴はいて・・
 
一番乗りで確保した釣り座は、左舷ミヨシ!
 
 
いざ出陣!!
あたりは真っ暗だし、港内なのに波がダプダプ・・。
ポイントまで30分かかるという事だし、波も高いのでキャビンで待機することに。
(しかし、この判断が大変なことに・・)
 
目を瞑って、エンジン音を聴きながら揺られていると。
 
5分後・・2%
10分後・・・40%
15分後・・・・80%
 
完全に船酔いです!
エンジン音が止まった時には95%まで発展。
途中何度も目の前にあるゴミ箱に顔を突っ込もうかと思ったことか・・・
そして、気を紛らわすためにも色んな考え事をしたが、全部○○に!
 
↓心の連想ゲーム
(子供は元気かな⇒そういえば、風邪ひいてたな⇒咳をよくしてたな⇒咳込み過ぎて寝○○してたな)
(キレイな女優⇒長谷川 潤⇒とんねるずの食わず嫌い⇒食べ物⇒○○)
(朝ごはんは何だっけ?⇒バナナセーキとチョコパン⇒○○)
 
もう、何を考えても○○になっちゃいます!
 
そんな中、友人の顔を見てみると、友人も顔面蒼白!
二人ともがっつり船酔いしてました。
 
友人は、蒼白ながらも速攻で実釣スタート!
開始一投目からアタリがあったようで、すでにテンションが高いです。
 
私は左舷ミヨシで20分くらい瞑想してました・・
何とか気持ちも落ち着いてきたので、エビを付けて水深40mの海底を探ってみる。
すると「コン、コン」と小さなアタリが!!しかし、合わせる事ができず、巻き上げて
みるとエビの頭だけがありません。
 
すぐにエサを付け替えて投入してみると・・・
「コン、コン」
(おぉ、即アワセ!)
「ぎゅーん」とさお先が海面に刺さります。
ポンピングしないように、ドラグ弱めで巻き取ってみると茶色がかった魚体が浮いてきました。
一つテンヤの最初の魚は、でっかいウマヅラハギでした!
友人も同時にウマさんGET!
 
どうやら大原沖では、ウマさんが沢山いるようです。
 
5分ほど場所を移動して、今度は水深48m。
最初のポイントより風もだいぶおさまってきたので、底取りが楽になってきました。
一回しゃくって、ゆっくりフォール・・・。
海面に穂先がつく寸前で5秒ステイ。
この動作を3回繰り返したら、巻き上げてエサのチェックを行います。
だいたいはビミョーなアタリが読めず、エサをかじられてしまいます。
 
6セットくらい繰り返した時でしょうか、「コン」という小さなアタリが手に伝わり
鬼アワセをくれたところ「グングン」とまずまずな突っ込みをみせます!
まさかこれが・・。
 
フワっと浮き上がった魚体は、キレイな朱色で目には青紫のシャドーをしている魚でした。
人生お初の真鯛ちゃんです!
 
 
サイズは小さめですが、若船長に「ギリキープサイズです!」と言われ、ホっと一安心。
写真を撮って、エラとハサミで切り落としバケツで血抜きをします。
(この頃には、船酔いもすっかり忘れていました)
 
これで調子にのった私は、小さなアタリにガツガツ鬼アワセを入れていきます。
10回あたって1回くらいの確率でしょうか、ウマさんのお替りに続き、今までに無い引き
を見せる魚がかかりました。
 
今回チョイスしたロッドはグリップエンドが短く、手首だけの力でやり取りします。
ラインはPE0.8号のため無理はできません。
ドラグはかなり緩めで、巻いては出されの繰り返しです。
10分ほどでしょうか、ようやく海面に姿を見せたのはなんとマハタ!!
(刺身かな・・いや、鍋だな)
なんて、想いが頭をよぎります。
リーダーを掴んだ瞬間、『勝ち』を確信しました。
 
 
フッキングもいいところにガッチリかかっています。
 
 
「よっしゃーぁ」と思いっきり心の中でガッツポーズしました!
と、同時に手首が死にました。
(この時、一つテンヤ用のロッドを買おうと決心しました)
 
喜びもつかの間、早々に写真を撮って〆てからすぐに仕掛けを投入します。
どうやら周りも賑やかで、今日の時合いがきたようです。
 
しゃくって、ゆ?くりフォールして・・・ステイ。
誘いながら左隣の人のファイトを余所見していた時でした。
「クン」と確かな手ごたえ!
シャープにアワセを入れたところ、やや軽めでしたが確かに魚がノリました。
 
ドラグを出されながらも必死(手首にはもう力が入りません)にやり取りしていると・・
胸鰭のキレイな赤い魚が浮き上がってきました。
こちらも高級魚のホウボウです。
上あごにガッツリフッキングしていました。
 
この時点で、今回の釣行にかなり満足していたのですが、あと1種で5目釣りなので
もう少しがんばってみることに・・
 
 
と、期待するも最後の1時間はエサ取りもない船内沈黙で納竿となりました。
 
若船長に「真鯛釣りをなめたらいけませんゼ!」と、色々とアドバイスをいただきました。
メバル用のロッドで、シーバス用のショックリーダー30lbで一つテンヤに挑んだ私は、真鯛
釣りをナメておりました。
反省です。
 
次回は装備を万全に、そして絶対にキャビンには入りません!
リベンジを誓い、大原港をあとにしました。
 
あっそうそう、帰宅したその日のうちに必ず使った道具を濯ぎ洗いしましょう。
特に塩分は大敵です。
流水で十分に流してから、陰干しして乾いてからオイルアップします。
 
 
最後に風呂場で、子供とパチリ♪
仮面ライダーのベルトをしないと、魚に近寄れない息子でした。
 
 
2011/2/26(土) 曇り
 
ロッド:SMS-792LT
ライン:PE 0.8号
 
 





















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『たまにはエリアフィッシング!』