フィールドスタッフブログ
2018/03/29

『低活性時は60XULS! マスターズ第1戦レポート』 (北山 睦)

こんにちは!

3月24日、例年より1週間遅いJBマスターズシリーズの開幕となりました。

いよいよ、自分の主戦場がスタートです。

 

 

今年はいつもよりかなり暖かく、

1週間前のプリプラから既に水温も10℃近い“イイ感じ”ではありましたが、

直前の木曜と金曜の夜には雪も降って少し冷えました。

 

例年であれば、低水温期の私の定番であるバンクのミドストを

1日やり切るのです が、DAY1は30cmくらいのニゴイが1本で終了。  

直前の“冷え込み”が効いているのか、それとも元々まだまだ低活性のままだったのか。。。

少し色気を出し過ぎた(?)ことを反省して、二日目はよりスローダウンして

“泥臭 く”いく事を決意。

 

救いなのは、まだ18人しかウェイインしていないということ。

ミドストでもまだバスにとっては「速い」と感じる状況だとするならば、

ダウン ショットに変更して、より軽く、よりスローに展開することにしました。

 

 

こんな時に使えるのかFantasista STUDIOUS FNS-60XULSⅡです。

マス針を使った超軽 量リグを扱う時にはコイツ以外あり得ません。

と言い切れるくらい完成の域に達しています。前身の60XULSに比べて反発が速く、

感覚的には少し張りがあるように感じま す。

これが、1.8gのダウンショットでもボトムの質感を金属的に伝えてくれるのです。

ラインについては少し悩みました。 というのは、本来であれば深い場所での

操作性も考えて2.5ポンドを使いたいとこ ろ。

が、フィールドコンディションから考えると、食ってくるとするならばデカいメスのみ。

悩みに悩みながらMGXtremeラインを2.5→3ポンドに巻替え。

 

 

DAY2の朝は更に冷え込み、ストレージが凍り付いて開かないほど冷え込みました。

スタート準備に入ると、何と1フライトの1番目である事が判明。

まだ運は持っていると思い、DAY1に唯一手を出さなかったメスが残っていそうな

バンクへ直行しま した。 早速、ポークワームをセットしたショートリーダーの

ダウンショットをバンクに投 入し、秒速1センチくらいを心掛けて、スローにスローに

ボトムを“舐めて”いきま す。砂利と溶岩(岩)が混在するバンクなのですが、

ボトムの質感がよく手に伝わっ て来て、集中力を保つことが出来ます。

およそ30分くらい経った頃でしょうか、岩を越えたところで、ボトムと違う振動が

手に伝わってきました。スィープな大き目のアワセをかまして

「バスであってくれ!」と願いました。 本当に少ないチャンスなので、慎重にやり取りをします。

濁った水中が“金色”に光 るのが見え、血圧が一気に上がります。

 

 

 

無事にネットインされたのは、1660gのこの時期らしいバス。マス針は口の先端に

掛かっていましたが、しっかりと貫通されていました。60XULSの反発の強さによるものです。

それに加えて、突っ込みにも追従してくれたMGXtremeの新しいドラグなど全ての

タックルバランスが上手く噛み合って、この少ないチャンスをモノにすることが出来ました。

DAY2は、初日より減って117人中僅か14名のウェイインとなり、私は単日9 位、

総合18位で終えることが出来ました。  

これで、年間レースに参戦する権利は得ることが出来ました。マスターズは全4戦しか無いので、

全部の試合が「綱渡り」となります。

4月に地元、三瀬谷ダムで開催される第2戦も綱を渡り切ってやろうと思います!

また、今年もFantasista特設サイトの「TOP50観戦記」を執筆します。こちらも お楽しみに!

 

◆ダウンショットリグ

ロッド:Fantasista STUDIOUS FNS-60XULSⅡ

リール:Revo MGXtreme 2000SH

ライン:バニッシュ・レボリューション 3ポンド

シンカー:1.8g

 

三瀬谷、池原でガイドを行っています。

Fantasista、Hornet Stinger PLUSなどAbu/Berkleyの最新タックルを

体験していただくことが出来ます!

詳しくは下記のウェブサイトからお問い合わせください。 http://muzwo.com



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