フィールドスタッフブログ
2013/06/05

『ファンキー的ベイトタックル磯ヒラスズキ③』 (ファンキー山岡)

さてこの『ファンキー的ベイトタックル磯ヒラスズキ』も③まで来ました。

もう少しコアでディープな話をしようとも思うのだが、

釣り場の駐車場で車座に座り話すような内容も入れておこうと思い③は軽い感じで書いておこうと思う。

みなさんは、ミノ―がリップに水を受けて「仕事」をすることは知っているだろう。

じゃぁその「仕事を開始するまでの時間」を理解していますか?

そう!あのメーカーのコレ、このメーカーのコレ。

別に○○は0、なん秒。って単位までではなく「体感」ね。だいたいどの位。

俺は、おおざっぱに見えて細かいんです(笑)

このタイムラグが磯ヒラスズキの楽しみの「一つ」だと豪語して止まない。

 

俺が良く使うミノ―は全部「覚えている」その基準とする景色を自分で決めて

その基準の景色より「何」が強く「何」が弱いなどでそのフィールドでのその時のタイムを知れる。

そしてこの「仕事するまで」の時間に差が出る。流れがキツイ時は早く。また流れが逆の時は遅く。

それが逆の流れが強い時はルアーが笑ってしまう(笑)理解できますよね。

そう!リトリーブ開始するとリップが仕事する・・・?

実はその前から自然界の力で仕事をしているのです。

だから俺はスピニングタックルとベイトタックルの二本立ての楽しみを続けたいのだ。

風の状況ね、向きや強さなどでスピニングの楽しさが増す。

ラインスラッグを空にくれてやる事でリップに仕事をさせるタイミングを早めたり遅らせたり、

その場所をスライドさせたり。もちろん強風でルアーが水面をツー―――ッ!って時は

別の攻め方を考えるのが磯ヒラスズキゲームだよ♪

 

そんな自然界の力に合わせて行く釣りだからね。

そしてベイトタックルはスラックを極力出さない攻め方が出来る。

着水と同時からリップに仕事をさせようとする行動をアングラーがとれる。わかりますか?

磯際やサラシのエッジ、色の変化を想像してください。

そのピンからタイムラグを計算した所!もちろん潜行角度潜行深度は言うまでもないでしょう。

そうです!正にピンスポットです。これは平面的な単純な事では有りません。

楽しすぎます!是非とも攻略してください。

その他にもベイトタックルの磯ヒラスズキゲームは多彩な楽しみを提供してくれます。

左右のハンドルの使い分けまで書きだせば切りがない位の楽しさです。

磯ヒラスズキゲームの大きなキーを握るのがラインスラックです。

このラインスラッグをコントロールする者が素晴らしいゲームを制する者のように思う今日この頃であります。

 



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