フィールドスタッフブログ
2012/08/24

『盛夏の渓』 (塩津 紀彦)

夏を奏でるセミ達は初夏のアブラゼミから盛夏を知らせるミンミンゼミへと主権交代し、



ぼちぼち晩夏の訪れを告げるツクツクボウシも顔を見せ始めた今日この頃。



暦の上では秋だと言っても今年はまだまだ酷暑が続いてますね・・・(;´Д`)





まぁそんな状態ですので最近の川の状況を仲間内に尋ねても

「すっかり渇水状態で渓魚達のテンションもMAXで下がりまくり」

だそうですよ…。



でも魚はいるんだし

「やればなんとか釣れるんじゃないの?」

ってことちょろっと宮城の渓流へ出かけてみました♪











夜に移動し少々仮眠。



少々のハズが汗だくで起床したらまさかの寝坊…。

すっかり夏の日射し降りそそぐ中のスタートフィッシングです(汗)









↑普段のポイントが丸見?え?( ̄▽ ̄;)



話しには聞いてましたがトンでもない渇水状態に唖然( ; ゜Д゜)



そしてあちこち見て歩きキャストするもノーな反応が続く迷走モード突入!



噂に違わない激烈な渋さですよ…。



希望が持てる朝の時間もノーバイト、ノーフィッシュは当たり前で

すっかりノーチェイスですから?(^_^;)









↑だって水が泡々のぬるぬるでこんなんですよ…





でもしか?し、わざわざ片道350キロ走ってきてズーボで帰る訳にはいかない!と奮起。









瀬は既に魚がつけないくらいの激浅になってしまったエリアがほとんどなので捨てて

淵をメインにランガンする作戦に変更。



そしてしばらく進むとようやくいい感じの水深の淵に行きつきます。



ここでようやくチェイス! &バイト♪









25センチくらいですが夏らしい体高のある綺麗な夏ヤマメです♪



これで突破口が見えた!

訳もなくそれからも暗中模索の迷走モードを爆進します…。



日も高くなり気温も30℃を軽く超えてきて虻対策で着たレインウェアがサウナスーツです(´Д`)



久しぶりの過酷な修行にまいりながらも先ほど魚が反応したような水深のある淵に到着。



偏光グラスでボトムや岩の形状を確認。

「あの辺ににキャストしてあそこを通して?」

と、プランを考えてるとボトム付近になんか違和感?

何か動いてるように見えます。



渓流の魚にしてはちょっとデカ過ぎるので一体何者?とは思いましたが

とりあえず狙ってみることにします。



アップクロスでキャストしボトム近くまで沈めてから誘いを入れると一発でバイト♪




さてここまできてなんですが、掛けたのはいいんですがウルトラライトの渓流タックルには

 

荷が重すぎるサイズですよ…。



ラインも細いし無理は出来ません!

何よりたぶん今日の状況ではコレが最初で最後のチャンスでしょう!



バラしたら後がないのでまさに「緊張の夏」(^_^;)





だましだまし5分くらい死闘を繰り広げようやっとネットイン♪









ドーン!

どうですかコレ!









フックが全部あっちこっち向いてますよ?。

よくバレなかった!









こんな渓流域でサクラマスがくるとは想定してなかったので正直驚きましたが

 

頑張った甲斐がありましたよ( ̄∇ ̄*)ゞ





さて、その後は案の定何も起こらず終了です。



ちょっと元気は無くしてますが魚はいるので

ひと雨降れば川の状況も一気に改善しよい釣りが出来るんではないでしょうか。

なんにせよ雨が恋しいですね(^_^)







☆日々の出来事やボヤき、釣りのことやタックルについてなどをゆる?く不定期で書いている

ハンター塩津「狩漁雑記帳☆」

ピュア・フィッシングのblog「ガッ釣りソルト」


フィーモblogに不定期で書いていおりますので両blog共にお暇な方はチェックしてみて下さいね♪


 


 


 


 


 


 


 




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