フィールドスタッフブログ
2012/02/01

『小さなビッグゲーム』 (塩津 紀彦)


「今日も寒いですね?」が、

すっかり毎日の挨拶になってしまっている今日この頃。

しか?し、そんな寒さを吹っ飛ばす冬の釣りの定番ターゲットと言えば?







↑そう、この「タ・ナ・ゴ ちゃん♪」



ポイント選び、タックルバランス、エサの違い、釣れるレンジ

などなど微妙な違いで釣果に雲泥の差が出てしまう

テクニカルなところが人気ヒミツ。

やればやるほど奥が深いと痛感させられる「粋でディープな世界」

そんなタナゴ釣りを今回は紹介たいと思います。





まずタナゴ釣りの実釣の前に重要なのがエサの作成です。



タナゴ釣りのエサの基本は

黄身練り、虫エサ(タマムシやアカムシ)、

グルテン等粉エサがメインになりますが、

エサ持ちや入手のし易さ、コストパフォーマンスから

黄身練りが一番人気のポピュラーなエサになります。





作り方は







卵を割り白身は捨て黄身だけを取り出す。







黄身に適量の小麦粉を足しながら混ぜ合わせる。







固さは好みですが基本はピロンっと引っ張った黄身が軽く立つくらいです。



これでもう出来上がりなんですが、

ここでひと工夫\(^_^)



本来の黄身練りですと好みでバニラエッセンス等を香り付けに使うのですが

私はここで?






ガルプ!スプレー投入?!!



植物性の香りをつけたい時はガーリック

動物性の香りつけにはナイトクローラーシュリンプなんかが実績あります♪



あとさらに一手加えたい時に活躍するのが?







バイオディップです。







↑黄身練りが綺麗な赤に変身



赤に反応が良い日や緑に反応が良い日など

水温、水色、気圧、ベイトの関係で色々と変化しますので

常に2?3種類のパターンを持って行くと

どんな状況でもだいたい対応出来ますので是非試してみて下さい。



尚、ガルプ!スプレーやを途中で足して黄身練りが柔らかく成りすぎた場合は

小麦粉をまた足せば固めになりますので

使用前に好きな固さに調節して下さい。





さて、それではいよいよ実釣(*´∇`*)



今回は霞ヶ浦?北浦水系のアカヒレタビラ、ヤリタナゴ、マタナゴ狙いではなく

あえて身近な地元の野池のオカメタナゴ

(昔はゼニタナゴを指しましたが今はタイリクバラタナゴ)

に的を絞って遊んできました♪



池に到着しまずはポイントをあちこち見てまわります。

茨城は今年の冬は雨も雪も暫く

ろくに降っていないのでビックリするくらいの超減水…。



まぁ、とりあえず冬の定番ポイントのベジテーションまわりから攻めてみましょう。







…。

渋い(´Д`)



じゃあ、水門回りのハードストラクチャーはどうです?







ノー反応…。



こうなりゃ池の横のホソしかないか?







Nバイツ…。



なんかおかしいな?と思ったら水温が驚きの低水温なんと2度でした…(;つД`)



しかし冬のタナゴや雑魚などの小物は

一ヶ所に群れで溜まる傾向があるので

「そのポイントに当たるまで打つべし打つべし打つべし…。」

と移動の連続。







そしてようやく?



「ピクピク」



よっしゃキターっ♪ヽ(´▽`)/







…モツゴンGET…。



まぁ…、まぁまぁとりあえず1匹目の魚です。

「モツゴがいるところにはタナゴもだいたいいますよね♪ 」

と自分に言い聞かせてリトライ。








「ピクっ」



「このバイトはモツゴンじゃないぜ!」

とハリキリながら水揚げ。







青エラ鯛ですか…(´Д`)

すっかり外道祭りです…。





「こりゃエサでもちょいと臭いガルプ!ガーリックスプレーでアピールしてみます
か。」

と作戦変更。



「ピクピク」

チェンジ一発です♪







やっとオカメさんキター!

光を浴びた輝きはまさに宝石。



そして群れに当たったのとエサが当たったのと夕マズメで活性も上がり?







同行のアニとダブるヒット♪







さらに連発!







ついさっきまでが嘘のような連打です。







そしてまさかの尺バスとのビックファイトも制し







だいぶ沢山の魚達に遊んでもらいました(*´∇`*)







寒いけど熱いタナゴ釣り。

是非皆さんもお出掛けになって下さい。



なかなか手強いですけどね…。















































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