フィールドスタッフブログ
2010/12/06

『610Mコンセプト』 (成田 紀明)

岐阜県の長良川で揚げた53CM・2500gオーバー。

スイムベイトを使って喰わせたのだが、レジスタ70HREVO IB

セットを組んでいた。




この写真の魚も、掛けてから秒殺でボートへ揚がった。

結果から言うと春先のコラムでも書いているが、首を振る事が出来ずに自由が

きかずランディングとなっていた訳である。分かる人にはもう正解が分かったでしょう。


要するに、泳いで走る事が出来ずにランディングをされてしまった状態。

これは考えられたテーパーだからこそ出来る武器で、硬けりゃパワーがあると思っているの事と

相反する事だ。




随分と釣り込み過ぎた感じがあったレジスタ610M。「重いかな?」と思われた方、

割り箸持てますか?リールを載せたバランスを「重いな?!」と感じたのならば、

筋トレから始めた方が良いでしょう。

残念ながら、軽くする事はレジスタのコンセプトには入っていません。

なぜならば、現場から生み出される本物の竿を作っているので、フルレングスを

活かす竿作りには操作性・フッキング性能・トルクを考慮した結果がこうなった訳です。

なお、テスト中に小学生・中学生の数人に使ってもらい感想を聞いてますが「少し長いな?」とは

言っていましたが「重い!」との意見は誰一人として言わなかった事実は伝えておきましょう。

なので、「筋トレから始めて下さい!」となるのです。この610Mには多くの曲がる理由があるのです。

さらに前記の70Hからのコンセプトが伝承されているのも事実ですね。 次回こそ、グリップについてですね。





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