フィールドスタッフブログ
2017/12/20

『X-GLAIVEフェザーストローク66M』 (宮廣 祥大)

今年は例年と比べ冷え込みが強く早々にウィンターモードに突入したことから早い段階で

メタルバイブゲームがローテーションに加わる状況。そのメタルバイブで

セレクトしているエックスグレイヴ「フェザーストローク66M」の紹介です。

メタルバイブを使用する上で求めるロッド要素は大きく分けて

「操作性」「ショートバイト対応性能」の二つ。


まず縦さばきでのリフト&フォールアプローチがメインとなり、琵琶湖の

ウィードフラット環境前提で言えば長過ぎず短過ぎずのレングスがベスト。

短いとラインの角度が緩くなりルアーアクションの高さを演出しにくく、

逆に長いと操作しにくいため6.6ftのレングスがロッド操作&ルアーアクション共に

使いやすい長さになります。




そして厳寒期のショートバイト対応にはロッド素材&テーパーデザインが関わり、

低弾性カーボン素材のスローテーパーデザインが最適になります。

素材による役割はというとルアーアクションのブルブルもしっかり伝わりつつ

低弾性ゆえにルアーの水噛みを殺さず釣れるアクションを演出できること。

スローテーパーの役割はロッド全体で曲がることで魚に与える違和感を軽減し

ショートバイトにおいても暴れることを防いでくれます。

つまりロッド全体で均等に魚のファイトパワーを受け止めることで、

しなやかに曲がるからこそロッドとして強くまた魚に違和感を与えにくいというわけです。


この必要要素はメタルバイブだけではなくポッパーやミノー&ジャークベイトにも

共通することでフェザーストロークがマッチします。




これらのハードベイトゲームもロッドワークを繰り返すためなかなか疲れる作業ですが、

上記に述べた低弾性素材&スローテーパーであることでルアーの水噛みの良さや

手元にくる抵抗も軽減でき、さらにTAF製法による軽量化でタックルのトータルウェイトが

軽くなったこともメリットとして加わったことになります。




テクニカルアクションで使用するハードベイトのみならずライトウェイトのチャターやスピナベ、

またベイトネコなどのスローダウンゲームにも対応できる要素も含んでいるため、

ボートからオカッパリまでフィールド環境を問わず幅広く使用できる一本ですね!

〔Fantasista X-GLAIVE FNC-66M -FEATHER STROKE-

http://purefishing.jp/fantasista/brand/brand05

 

宮廣 祥大



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