フィールドスタッフブログ
2017/11/24

『浮き浮きスモールをホロベリー&ホローベイビーで攻略』 (白鳥 稔一)

皆さん、こんにちは。

桧原湖の白鳥です。

 



桧原湖も一気に季節が進行しすっかり秋。放射冷却の兼ね合いもあり、朝晩の気温は一桁台へ突入し、併せて水温もグングンと下がり傾向。

 

 

そんなこの時期にスモールマウスが強く意識しだすのがディープフラットに溜まり回遊するワカサギ。

 



前回のレポートでは、夏のディープでワカサギの群れに着いて回遊するスモールマウスをパワークローラーのネコリグで釣る「ボトムの釣り」を紹介させて頂きましたが、今回は秋の「中層」。

 

 

この中層に浮いた状態のスモールマウスに口を使わせるのはなかなか難易度が高めですが、比較的誰でも簡単に釣れる「ホローベリー&ホローベイビー」を使った釣りをご紹介します。

 

 



まず、使うリグはスモールマウスには定番のライトキャロ。

 

僕の場合、シンカーは2.7~3.5gくらいが基本で、狙う水深や風の強さなどその日の状況でボトムをとりやすい重さを選びます。

 

シンカーの重さは釣果にはさほど影響がでないので、慣れないうちはもう少し重くても大丈夫です。

 

逆に軽過ぎてもリグをボトムに置いておけなくなるのでお気をつけください。

 

リーダーの長さは、基本は1m~1.3mくらいからスタートし、ワカサギとバスのレンジを魚探で確認しながら場合によっては短くしたりします。

 

出来ればウキ止めゴムなどのシンカー止めは使わないフリーの状態の方がバイトは出やすいです。

 

フックはマスばり。ワームのボリュームも考慮して少しだけ大きめの方がフックアップ率とバラし軽減率が上がります。

 



ロングリーダーのキャロにホローベリー

 

 

鋭い方はすぐにピンとくるかと思いますが、要は「水に浮く」特徴を持つホローベリーを漂わせてスモールのレンジに合わせる。ただそれだけです。

 

 

 

 

非常に簡単です。

 



ボトムをとってからズル引きしステイ。

 

たまに2回ほどジャークを入れてまたステイ。

 

この繰り返しです。

 

特にワカサギとバスが同時に映る場合は面白いようにバイトが出ます。

 

 


キャロシャッドというプラグを使ったメゾットがありますが、ニュアンスは同じです。

 

ただ、キャロシャッドは基本的にバシバシ動かすリアクションの釣り。

 

キャロベリーは喰わせとリアクション両方を演出できます。



少しボリュームのあるホローベリーからスタートし、食い込みが悪いときはホローベイビーへとチェンジしてボリュームを押さえたりと、スモールマウスのディープ攻略に是非キャロベリーを試してみてください。

 




ライトキャロ 使用タックル

 


【ロッド】Hornet Stinger PLUS    HSPS-671ULS MGS
【リール】REVO ROCKET2000S
【ライン】フロロ3lb
【リーダー】フロロ3lb
【ルアー】ホローベリー&ホローベイビー

 


白鳥



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