フィールドスタッフブログ
2016/09/20

『TOP50桧原湖戦レポート』 (北山 睦)

こんにちは、TOP50の北山です。

今回は主戦場である第4戦、桧原湖を戦ってきましたのでレポートします。

 

 

プリプラから、例年の桧原湖とは随分違って「かなり厳しいな」という感触だったため、このようにロッドの数は激増し、おまけに去年とは違ってベイトタックルはほぼ無し。

そう、シャローやカバーと言った去年主だって使った戦略は今回は無く、ディープメインという形になりました。

 

直前プラでも状況は変わること無く、とにかくその場に合わせたタックルをセレクトして柔軟に対応する必要に迫られました。

 

 

初日は曇り~雨の天気に助けられて25位スタート。それも、8:30~13:30までノーバイトという地獄をしのいで、4本で迎えた14:54にディープのダウンショットにようやく5回目のバイト。

ロッドはSTUDIOUSの60XULS、ラインはバニッシュ・レボリューション2ポンドのため、慎重にやりとりした事がアダとなって、深い木に巻かれてしまいました。帰着の時間の事もあり、半ば諦めていたところ、バスが出てきてキャッチ成功。

ギリギリでリミットメイクに成功しました!

しかし、5本3200g釣ってきて25位だなんて、一体何てカテゴリなんだ!

 

二日目は試合の期間の中では1番晴れる予想。つまりは、スモールでは一番厳しくなります。

この日はそういうこともあって、初日にメインだったダウンショットからキャロに切り替えてスローとリアクションのメリハリのある展開になりました。

しかし、予想通りなかなか厳しく12:30までノーバイト。そこで、風の当たるバンクでダウンショットをしたところ、ようやく1stフィッシュをキャッチ。

いや、キーパー30cmというのはなかなかキツい。どちらかというとキーパーパターンがほぼ存在せず、キッカー狙いに近いものがありますからね。

その後、再び風が弱まりったのでライトキャロに切り替え、14:50に3本目をキャッチして帰着。

 

 

サイズには恵まれて3本2400g。単日26位で23位予選通過。

 

三日目の決勝はいつも通り2時間ほど時間が短いので、それこそ全ての事を急いで試さなければいけません。

ネコリグ、ダウンショット、ライトキャロなどありとあらゆる物を適材適所で試していきます。

幸い、朝のうちに2本キャッチ出来たため、少し気は楽でしたがそれでも突然全く反応が無くなるのがスモールマウスの恐ろしいところ。

 

 

 

結局この日もリミットメイクには至らず3本2100gで総合25位という結果になりました。

プリプラの状況から考えれば、ヘタすりゃノーフィッシュなんてのはどの選手にも起こり得たかもしれないこの試合ですが、下位に沈まずにこの成績に落ち着けたというのは経験が生きている証拠ではないかと思いますね。

 

 

タックル

 

ダウンショット

ロッド:Abu Fantasista STUDIOUS(ファンタジスタ・スチュディオス) FSS-60XULS MGS

リール:Abu Revo MGX 2500SH

ライン:Berkley VANISH Revolution 2ポンド

ワーム:Berkley ベビーサーディン、アングルワーム他

シンカー:2.7g

フラット、バンクのディープはこれをベースにして探りました。私のスモール戦の定番です。

 

ライトキャロ

ロッド:Abu Fantasista STUDIOUS  FSNS-62LS MGS

リール:Abu Revo LT 2000SH

ライン:Berkley VANISH Revolution 3.5ポンド

シンカー:2.5g

今回は、この強めのタックルがバンクの要所要所で助けてくれました。毎回桧原湖戦ではキッカーを獲ってくれるタックルなのですが、こういう厳しい試合でも威力を発揮しました。

 

ネコリグ

ロッド:Abu Fantasista STUDOUS FSNS-67SULS MGS

リール:Abu Revo STUDIOUS

ライン:Berkley VANISH Revolution ライトゲーム 1.75ポンド

シンカー:1/32oz

ハンプ/フラットの4~6mで使いました。主にズル引きですが、このロッドの最大の特徴であるスローテーパーに近い柔らかさがショートバイトにもバッチリでした。フラットは船団になることが多く、それを考慮してのバニッシュ・レボリューション・ライトゲームの使用となりましたが、コレも良かった!

 

キャロネコ

ロッド:Abu Fantasita REGISTA(ファンタジスタ・レジスタ) FRNS-67UL MGS

リール:Abu Revo MGX 2500SH

ライン:Berkley VANISH Revolution 2.5ポンド

シンカー:1.8g(キャロ側)、1/96oz(ネコ側)

ハンプ/フラットの深い側(6~9m)で使いました。ネコリグではボトムまで待つ時間がダルいのと、ラインを立てたくなかったので(キャロにすればリーダー側はボトムに近いところを這う)、これを使いました。

珍しいリグかもしれませんが、スモールでは非常に有効ですよ!

また、このレジスタ67ULがこういう軽いリグをキレよく動かす(メリハリが作れる)のにはとても使いやすい!

 

これらのタックルバランスが上手く噛みあって、サイズの良いスモールを効率良くキャッチ出来ました。

これでTOP50の年間順位は26位から24位に若干上昇。ポイント差的にもまだまだ上は目指せるので、次の最終戦(霞ヶ浦)も集中していきますよ!

 

その他のもう少し細かいギミックなどは私のブログに掲載しておきますので、そちらをご覧ください。

また、池原ガイドなどでも細かいテクをお伝えすることができますので、お気軽にお問合せください。

http://muzwo.com

080-1621-7122(北山フィッシングガイドサービス)



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