フィールドスタッフブログ
2015/11/08

『キャロライナリグを使ったちょい投げシロギスにはバニッシュレボリューションが最高!』 (近藤 利紀)

前回のブログで触れたちょい投げシロギスにおけるキャロライナリグのお話です。

 

 

僕のガルプ!を使ったちょい投げシロギスでの基本リグ(仕掛け)は、船釣りで使う腕の長さが10センチ前後のキス用片テンビンに、ナスオモリを組み合わせ、これにエサ釣り用の市販完成品である2本バリ仕掛け(全長60~90センチ)です。しかし、状況に応じて、ルアーフィッシングのリグであるキャロライナリグを、ちょい投げシロギスで使うことがあります。

 

キャロライナリグを使うときの理由を優先順位的に挙げていくと、

 

1.根掛かりしそうなポイント

2.近距離で釣れる

3.シロギスの活性が高い

4.ダイレクト感を楽しみたい

5.シンプルに釣りたい

 

と、いったところでしょうか。

 

1.の根掛かりしそうなポイントである岩や海草が点在するポイントでは、テンビンを使い、ハリが2本ある仕掛けは不利です。なのでキャロライナリグの出番となるわけです。

 

 

2.は逆に言えば、遠投するならテンビン仕掛けが断然有利となります。一番は絡みにくいので。

 

3.はシロギスがバンバン釣れるときは、1匹づつと対話しつつ釣れるキャロライナリグが、やっぱり楽しいですね。また、これも逆に言えば、なかなかハリ掛かりしないような低活性のときはテンビン仕掛けが有利です。

 

4.と5.は、まあそのまんまの理由です。使うパーツこれだけですし…。

 

 

そして、キャロライナリグを使うときに重要なのが、ラインにバニッシュレボリューションを使うことなんですね。

 

 

もちろんファイヤーライン(PEライン)でもいいのですが、バニッシュレボリューションを使うメリットもいろいろあるのです。

 

1.とにかくハリ掛かりしやすい

2.軽いシンカーでもよく沈む

3.向かい風でもよく飛ぶ

4.絡みにくい

5.トラブルが少ない

 

1.はライン自体の伸び率の違いにより、PE系よりもハリに掛かりやすいんです。伸びるからといっても、感度が悪いわけではないので問題なし。エサ捕り名人のカワハギもちゃーんとアタリとってアワセ入れられますよ!

 

 

2.はフロロカーボンは比重のあるラインなので、ライン自体が沈むため、軽いシンカーでも沈ませやすく、仕掛けを底に送ることが大前提となるちょい投げには最適なんです。

 

3.も同じく比重があるためです。

 

4.はライン自体に張りがあるためですね。

 

5.は、フロロカーボンをメインラインに使うと、どうもトラブるイメージを僕はもっていたのですが、それも昔の話みたいですね。バニッシュレボリューションに関しては、ナイロンラインと同じような感覚で扱えます。それでいて、フロロカーボンの特性を活かせるのだから最高ですね。

 

ということで、キャロライナリグでシロギスちょい投げをやるときには、バニッシュレボリューションをぜひお試しあれ!



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