フィールドスタッフブログ
2015/07/07

『DECIDERの実力』 (服部 勇一郎)

あらゆるルアーを試し、あらゆる魚を掛けやっと紹介出来るまで来ました!

DECIDER(ディサイダー)DCR-610M MGS

このモデルはAbu Garciaの経験と技術を全て結集した

ハイパフォーマンスロッドと言うように、これまでのシグネチャーモデルにある

番手を踏襲しながらも、よりオールマイティ性が強くなったロッドです。



使用者の用途別に特化したシグネイチャーモデルや、曲げる楽しみをもたせた

Fantasistaとは性質が異なります。今回紹介するDCR-610M MGS

M表記のレギュラーファーストですが、かなり高弾力な仕上がりで表記以上の強さを感じます。

ミディアムクラスのクランクやバイブレーション、5g~の撃ち物・スピナベは勿論、

ちょっとしたスイムベイト系にはベストです。

 

 

皆さんM表記でミディアムクラスのクランクを引くことを想像したら、

ロッドが結構曲がりかけた後のやり取りがしにくいのでは?と思いがちですが、

今回は最大48cmまでしか掛けて無いのですが、全く魚に主導権を与える事なく

ランディングに持ち込めますし、巻ごこちも良く仕上がってます。



テキサスではボトム感知力も良く、テトラ帯やごろた石などひとつひとつを

丁寧に探ることが可能!

たとえテトラの穴でバイトがあっても、全身 Xカーボンテープラップピングにより

トルクフルなブランクスがフッキングパワーをロスする事なく伝えてくれるし、

RFのティプからベリー辺りでキッチリ掛けて、そして強靭なバッドが魚に

主導権を渡さず穴から引きずり出す事が可能!

80クラスのライギョも楽々寄ってきます。

 

ここまで書いたり、店頭で触ってみたりするとパリパリな感じがし

キャストし難いのでは?と思われがちですが、表記にあるように

3/16~3/4まで綺麗にロッドにのせてキャストする事が可能!

6フィート10インチのロッドなので思いっきりかっ飛んでくれるし、操作性も抜群!



ロッドは店頭で触ってもわからない物です。色んなシチュエーションで

様々な使い方をして、魚を掛けないと 解りません。

今回紹介した、DECIDER DCR-610M MGSはコストパフォーマンスに

優れていますし、ロッドパフォーマンスも最高です。

ボートでも陸っぱりでも手放せない一本となってますので、皆さんも是非使用して下さい。

 

服部 勇一郎



«前へ
『癒しの池原ダム』
 
 次へ »
『バブルサーディンの威力!!』