フィールドスタッフブログ
2013/11/24

『ロングキャストで攻めるロックフィッシュ!』 (北島 正貴)

北海道のフィールドスタッフ、北島です。

今回は初冬をむかえシャローに入ってくるロックフィッシュを狙いに太平洋に行ってきました。

まず、一つ目の港ではロックフィッシャーが10人程度入っており、かなりのハイプレッシャー。

2時間程度攻めるも小さなカジカが数匹。

雪が降ったとはいえ、まだ少し水温が高くフクラギ・サバなんかが釣れている事を考えポイントを移動。

次は大型の港の港内を攻めます。 こちらも3人程度の先行者がおり、プレッッシャーが低いとは言えない状況。

しかも潜水の練習をしていたらしく、ウェットスーツを着た人が数人上がってくる (笑)

そこで趣向を変えてロングロッドで攻める事に 選んだのはシードライバー87ML

ファイヤーライン1号に16lbのフロロカーボンリーダーを結ぶ。

水深は3m程度ですが、シンカーは21g・28gのテキサスリグ60m前後キャストして沖のブレイク付近を狙います。

こんな時に使用するワームはガルプパルスワーム4インチ泳がせても、

そこを叩いても釣れるオールマイティーワーム。

カラーは太平洋に強い透過系のMEB(モエビ) さっそく沖目でバイト!

 

ロングキャストで攻めるロックフィッシュ!'s image(1)

 

45cmクラスの良型。 ロングロッドで掛けると楽しい。 砂地がメインで所々バラ根が点在する地形。

50〜60m程度のところを船が通っていることから少し掘れて変化になっている事が予想される場所です。

遠投パターンで連発

 

ロングキャストで攻めるロックフィッシュ!'s image(2)

 

このパターンはヘビーシンカーのテキサスリグを使用していますが、ペグ止めをしない事が最大のポイントです。

大きくリフトしてテンションを抜いてフォールするとシンカーが動いてワームと距離ができて

自然にワームが漂う状態になり そこが最大のヒットゾーンです。

ちょっとラインテンションを抜き気味にしてゆっくりテンションをかけていくと食っているといった感じのパターン。

ガルプパルスワームバイトも長くぴったりです。

釣れてくるサイズが良いので抜き上げが厳しくなりタックルを変更 ロックスイーパー722EXH

こちらでもなんとかヒットポイントまで届きそうなのでファイトが楽で感度が良い タックルに。

 

ロングキャストで攻めるロックフィッシュ!'s image(3)

 

ロングキャストで攻めるロックフィッシュ!'s image(4)

 

距離がちょっと足りていないのかバイト数は少し減りましたが、感じれるバイトは倍増。

少し休憩して夕方に再開。 釣り人が増えて8人くらいいるのでまたロングロッドで。

 

ロングキャストで攻めるロックフィッシュ!'s image(5)

 

これは友人が釣ったカジカ。 マカジカと呼ばれていて汁物にすると格別なのでキープ。

ちなみにパワーミノー3インチのライトリグでヒット。

 

ロングキャストで攻めるロックフィッシュ!'s image(6)

 

今回の最後は45cmのアイナメでした。

人気ポイントはプレッシャーも高く一筋縄ではいかない事も多いですが、

アプローチ を変えると案外簡単に釣れる事もあります。

遠投パターン、是非試してみてください。

 

ロングキャストで攻めるロックフィッシュ!'s image(7)

 

おまけ・・・ カジカはおいしくカジカ汁になりました。

北海道の冬の味覚です。

 

タックル①

シードライバー87ML

ファイヤーライン16lb

 

タックル②

ロックスイーパー722EXH

REVOパワークランク

バニッシュウルトラ16lb

ワーム ガルプパルスワーム4インチ モエビ



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