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『琵琶湖のシャローから:速報~京都チャプター優勝』 (中村 大介)
みなさん、こんにちわ。
私なりにすごく嬉しい結果を得られましたので、今回はそのご報告という形、
試合の速報編でレポートを書いてみます。
・京都チャプター第2戦(3月に中止になった試合の振り替え)
5100g - 1位/52名中
ウエイイン率 90%, リミットメイク率 40.4%, 平均ウエイト 約2150g
リグ - 3/4oz, 1oz, 1.5ozテキサスリグ、クローワーム
2位になんと10g差、3位に20g差という運にも恵まれ、今季の初勝利を手にできました。
多くの方に、結果が出ていない時も変わらず応援いただいたこと、とても感謝しています。
それにお応えしたいと思って、一所懸命に釣った結果、運が味方してくれたのかなー、とも思っています。
湖の状況は、ご承知とも思いますが台風の影響で大増水、
マリーナによっては営業に影響が出るくらいの水位。
同時に全開放水に入ったために24hでだいたい8cm程度の、
琵琶湖としてはかなり早いスピードでの減水も進んでいました。
前日プラクティスは半日、大増水でシャローに魚が入ったのは間違いありませんが、
軽く釣ってみた結果として意外と難しい、
またサイズが小さい(1.5kgまで)という感覚でした。
つまり、すでに減水の影響が色濃く現れ始めている、という印象です。
それでも水位そのものはかなり高いので(+46cm)、奥まったエリアである山ノ下湾の、
さらに奥のカバーを釣っていくのをメインにしました。
さすがに読みやすい場所ということで、何人もの選手が入っていて、
声をかけて入れてもらったりしながら、じっくりと釣っていった結果、
午前11時ごろまでは多くのバイトがあったのですが、
サイズはさらに落ちて、1200g, 800g、それ以下で7,8匹。
これでは勝負にならないので、今年から大きくした船を活かしての、ラン&ガンモードに移行。
この水位を活かして釣れる場所・・・と、頭に思い描けた4箇所を釣っていった結果、最後の一箇所、
2000年頃、琵琶湖に通っていたときに好きだった小さな水路に
絡んだカバーでビッグフィッシュをキャッチできました。
すでにそのとき、帰着に戻るべき時間の数分前、
勝負は最後まで諦めたらいけないことを再認識できた一匹。
また閃きが活きた形でもありました。
釣った直後は、自分の釣りができた満足だけで、勝てたとは思っていなかったのですが、
やはりシャローは減水がキツく、沖は濁りがまだとれていない、というような状況だったためか、
琵琶湖では比較的ロースコアの勝負となって、最後の魚が3kgオーバーあり、運良く優勝できた、
ということで、これは一人で勝てたという感じがしません。
いつも声をかけてくださる、応援くださるみなさんに心から感謝しております。
ピュアフィッシング製品も、力強く試合展開を支えてくれました。
特にスパイダーワイヤーインビジブレイドの65lbなしには僕のフリッピングは絶対です。
独特のハリ、腰の強さにより、立体的な植物のカバーに対して
リグをスルリとすり抜けさせることが可能になります。
今回も他の選手が流した後で複数のバイトを得ていますが、
その理由の一つがこれだと思っています。
そして結節の強さや、耐摩耗性は言うまでもなく。
実際、最後の3kgオーバーの魚は、ヒシモに完全に突っ込まれて動かなくなった状態から、
カバーごと抜き上げる形で取り込むことができました。
またリールは(手の大きさなどから、好みがある領域ですが)
MGXの大きさや形状が、僕には一番しっくりきます。
今回でも、バイトが途絶えた後にも、長時間、延々とフリップしていても疲れを感じず、
集中を保てたのが最後の一匹に繋がったはずです。
秋のシーズン、琵琶湖オープンなど、大会がまだ幾つか残っています。
琵琶湖の釣況としては北湖がすごく釣れているようですが、
残りの試合もシャローでしっかりと勝負してきたいと思います。
引き続きの応援を、くださったら嬉しいです。
気持ちのいい季節にもなってきます、お互いにいい釣りができますように!
中村 大介
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