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『 琵琶湖のシャローから』 ☆ 6月後半?7月前半 今年の梅雨時期を振り返る☆ (中村 大介)
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このレポートは、
・自分の得意なシャローでの釣りをトーナメントで検証して気づいたフィールドや釣り方の情報
・その際のピュアフィッシングのアイテムの使い方、活用のアイディアをお届けすることを目的にしています。
ピックアップアイテム: スパイダーワイヤー インビジブレイド 65lb
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みなさん、こんにちわ。
いよいよ梅雨が空けて、暑い夏がやってきますね。
真夏の王道のパターンはやはりボディウォーター絡みですから、シャローだけでは厳しい(勝てない)ことが
多いですが、例えばショアラインのシャローをフリップしても居着きの魚が、キレイにパターンとして決まって
釣れることも多いので私には結構楽しいシーズンです。
しかし、今年の夏はいつもと違うかも??それを推し量るためにも、今年の梅雨のまとめです。
・6/17 琵琶湖オープン 第2戦 - 24位/360名(4800g/3本)
・7/7-8 B.A.I.T. 第3戦 - 13位/23名(初日5450g/5本, 二日目3830g/4本)
いずれも自分としてはかなり苦しい試合を、なんとか形にした、というような展開でした。
それにも関係する、今年の梅雨の特徴を、自分なりに整理してみます(あくまで自分なり、ですし、
僕はその自分なりの見方が大切と思っています)。
☆観察されたこと
1) 雨の量が梅雨としてはかなりまとまっていて、高めの水位と多めの放水量
2) ともなって水温が低かった(7月で20度そこそこ)し、ヒシモやカナダ藻が非常に少ない
3) そしてほぼ常時、シャローには濁りが入っていた
☆感じたこと
a) 低気圧、雨がプラスの要因になるように感じられなかった/特にシャローにおいては魚が差す感じが無かった
b) 季節は春からのダラダラ感あり
c) ボディーウォータの絡む沖の大場所(有名場所)でビッグフィッシュパターンが「決まって」しまう感じ、
人が多くても判っている人は再現性を持って釣って来れる
これらの(実際にはもっと多様な)情報をどう整理するかは難しいところですが、私なりには...
・低めの水温やシャローの新しい水を魚がさほど好まないので、一見、増水
(といっても多量の放水ですぐに減水する)や濁りで釣れそうな雰囲気に反して、
シャローはさほど強力なパターンにはなっていない。
・ダラダラとした季節感によって、単発にビッグフィッシュが釣れるが、頑張って釣っていっても
居着きの500?1200gくらいの魚が多く、また特に梅雨の後半になるとエサを食べられていない魚も
多かった印象。(B.A.I.T.での魚がまさにそんな感じ。)
![]()
・シャローに人は多く、一方でヒシモなどの育成が遅いので、釣る場所が限られる分、
タイミングによる要素も色濃い。
一方、ボディーウォータ絡みの沖の大場所(ディープホールを代表とするディープストラクチャーですね)は、
なぜここまで(この時期にB.A.I.T.では10キロ前後が2日とも複数出ている)釣れるのか?
自分でやっていないので判りませんが、水草の少なさやシャローの新しい水が好まれていないことと
つながりもあるのかもしれません。
いずれにせよ、この傾向が今年は続いていくのか、とても興味深いものがあります。
同時にこういった苦しい状況では、自分の釣りにも材料はたくさんもらえます。
例えばB.A.I.T.の二日目では、シャローの中でビッグウェイトの可能性があるのは
人工島水路と読んで朝一からステイするプラン。
朝は到着すると、船団といっても良いくらいの船の数で、単発の良い魚は釣れた後に到着した模様。
自分はというと12時まで2匹、そこからの一時間で追加したものの4匹でリミットはならず。
当時の状況において4匹は決して悪い方ではないと思うけれども、そんな状況でも、
同エリアであった友人はより丁寧な釣りで倍以上の数を釣っていたりもしました。
つまり、朝一の地合では「引けなかった」し、リミットを「拾う」「粘る」ことも叶わなかった。
そんな経験から自分の次のテーマは何か。
「引く」のは流れ、モメンタムのような要素が強いから、人間である自分でコントロールできることと
すると僕はもっと「粘れる」ようになりたいな、と。
どんなに釣れている大会でも、きっちりその時の自分の魚を持ち込んでいけば、
それが通してみた時の魚釣りの強さになるように思いますから。
と、ちょっと精神論的な書き方ですが、釣りとしてはよりスローにより丁寧に釣ろうとすると、
その時々に適切なスポットを釣ること(でないと時間のムダ)に加えて、釣り方、
道具のセッティング含めて、がまた出てきます。
そこに関連して、最近、お会いする方から、しばしば聴いていただけるのがスパイダーワイヤーでも
各アイテムある中での使い分け。
アイテム数が幾つかある中で、僕の基準は今のところ変わっていません
- スパイダーワイヤー インビジブレイド65lb。
繊細にシャローカバーを釣っていきたい時に、カバーにスルッと入るスムースさ。
そしてブレイドは強さでなくて太さで選ぶのが良いと思っています、耐摩耗性やショック耐性から65lb。
今後、その時に的確な場所を見極めて、よりスローに、確実に魚を穫っていこうとする僕の方向性からして、
この糸以上のものにはまだ出会ってません。
琵琶湖オープンで最後の30分で釣った3キロフィッシュも、もちろんこの糸でのアプローチ、
そして大暴れする魚をしっかり取り込ませてくれました。
![]()
と、どうも糸の話になること多いですね、それだけ大切だし、この糸がイケてる、
ってことなんですが(自分なりには)、
来月はまた違うアイテム紹介を考えておきます!
さて、梅雨が明けて、どんな展開になるか。
どうであろうともしっかりと粘ってその時々の、自分のベストの魚を持ってこようと思いますし、
それを通してより強いシャローマンになりたいと思います。
そして、ここからの暑さには体がまだ慣れていないはず、
飲み物などは十分に用意して、熱中症には気をつけましょうね!
お互いに、いい釣りを!
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