フィールドスタッフブログ
2012/06/18

『トラウト~6月中旬のレポート』 (反町 工健)

みなさんこんにちは。PFJフィールドスタッフの反町です。
今回は利根川のワイルドレインボーを狙いに行ってきました。

群馬県前橋市から上流域の利根川本流や支流は冬季になるとニジマスの管理釣り場と変わり、
毎年多くのアングラーが訪れます。河川へ残ったニジマスたちは下流へ下り、
巨大&ネイティブと化し、大きな流れへ潜みます。

前橋にある群馬県庁裏には、上流ダム群で利用された水力発電水量が、
年間を通して、平均毎秒100tほど放水されています。
多くのニジマスはこの放水口より下流域に下り、生活していると考えています。

今回この放水口より2キロほど下流の瀬からアプローチ。



この付近の流れは太く、ミノーでは大きく水圧を受けてしまい、
考えたトレースをなかなか描けません。そこでスプーンの出番となりますが、
バイブレーション系のミノーはスプーンより小刻みな演出を可能にするので多用しています。
トラウティンマーキスボロン桜鱒762SRはそんな演出に一役プラスするブランクス性能を備えています。
ややアップクロスからカウントダウンして軽くトゥイッチやジャーク、そしてフォール。
このアクションを繰り返し、流れを下って行きます。

さっそく流れの本筋と緩い流れの境でバイトがありました。
ドラグが滑るタイミングとロッドの曲がり、腕にかかる力を加減し、
大きな石に潜られラインブレイクとならぬよう操作しますが、
太い流れを一気に走るニジマスは管理釣り場とは別物の引きです。



利根川にはさらに巨大なモンスター級も潜んでおり、本格的なシーズンはこれからです。

タックルデータ
ロッド:トラウティンマーキスボロン桜鱒762SR
リール:アブ・ガルシア レボネオス2500
ライン:ファイヤーラインEXT-0.8






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