フィールドスタッフブログ
2011/01/10

『オカッパリディープ』 (那須 大士朗)

さてさて今年初めての釣行記。
インパクトある釣りして?な?と考えたあげく冬に難しい【バス】で敢えて挑戦。
行ってきました大減水の七川ダム。
しかもオカッパリ。

いつもと違い気合い入れて朝一から出発。
しかーし外気温マイナス4℃
そうです。あの正月あけの全国大寒波の日を選んでしまったのです(--;)

まぁテンション下げ下げで到着。
釣り開始。

しかし今度はガイドが凍ってキャスト不能。

水温計るとなんと6度。
南国和歌山の七川ダムでこんな水温見た事ありません(ちなみにBWは4℃)
大減水で湖は小さくなり気温の影響をモロ受けする湖に変貌しとりました。








シャローはもはや生命感無し。おいしそうな立木とか全て打ち尽くして、結局手に持ったのは                       ダウンショットのアブ・ガルシア/ファンタジスタ・スチュディオスFSS60ULS一本。                          これに【GIK】と言われるウチのプロトワーム。

狙いを切り替えディープ。マックス水深10m前後(たぶん)を狙うっちゅーもはやオカッパリでは                     無い未知の釣りへ(+_+)

寒風吹き荒ぶ中でポツーンと岸際でダウンショットをフルキャスト。
湖底をズリズリ?ズリズリ?。
コースを変えてズリズリ?ズリズリ?。

魚探で「ベイトまわってきた?!」やら「バス映ってる!」やらテンション上がる事も無く、ただひたすら【無】になって          ズリズリ?ズリズリ?。

いったいどれくらい時間がたったのでしょ。
ラインが妙に重くなったのであわせるとな?んも引かない重量感のみ。
「あれっ?ゴミ引っかかったか?」っと巻くの止めるとかすかに生命感。

ヨッシャー!っと上がってきたのは35センチクラスの真っ白なディープのバスちゃん!!








いや?嬉しい!
しかし喜びも束の間、口をポカーンと開け、お腹はパンパン。
明らかに要救助の匂い。

すぐに車にエア抜き針を取りに戻り、救助活動開始。
まさかオカッパリでエア抜きするとは。。

優しくリリースして同場所をまたズリズリ?。
するとまさかの2投連続。
しかも今度はデカい!!
引かないけど素敵な重量感で上がってきたのは45クラスのナイスバス!!!







水深10mの激ピンをまさかオカッパリで引き当てるとは!
こんなんあるんですねぇ。

そして期待の3投目・・・しかしチーン。
冬バスはそんな甘くなかったです。


でもちょっと余裕が出たので車で思い切って場所移動。
今度は上流域5mラインのフラットをまたもやズリズリ?ズリズリ?。

我慢に我慢を重ねて今度はツンっとまぁ魚とワカルあたり。
そしてコイツもデケー!!
浅めのヤツは引きますな。今度も45クラスのナイスバス。ちなみにエア抜き必要無しでした。



 





しっかし実際1日オカッパリは相当キツいですね。
実際魚探も無く、集中出来る要素は竿から感じる底質だけ。
FSSー60ULSのようなティップに感度のあるロッドは必要不可欠。

またテストモデルにもなかなか良い手応えを感じる事が出来ました(皆さんお楽しみに)




タックルデータ
【ロッド】アブ・ガルシア/ファンタジスタ・スチュディオスFSS60ULS
【リール】フルーガー/シュープリーム2000
【ライン】バークレイ/バニッシュウルトラ3lb
【ルアー】グレイズ/GIKーP2a(プロト)











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「初めの1本はこれ!!」