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2015/10/05

『三道竜也の釣行記 9月高知遠征編(後編)』 (三道 竜也)

三道竜也の釣行記 9月高知遠征編(後編)

 

釣行日  9月6日~9月8日

釣行場所 高知県 浦戸湾

気温   24度

風速   1m

 

使用タックル①

ロッド ソルティーステージKR-X シーバス「SXSC-802X-BB-KR」

リール レボ・ビッグシューター

ライン スーパーファイヤーライン カラード 3号

リーダー フロロカーボンリーダー 60lb

使用ルアー 14センチミノー 各種ビッグベイト等

 

使用タックル②

ロッド ソルティーステージKR-X シーバス「SXSC-802X-BB-KR」

リール レボ・ビッグシューターコンパクト

ライン スーパーファイヤーライン カラード 3号

リーダー フロロカーボンリーダー 60lb

使用ルアー 12センチミノー スイムベイト等

 

使用タックル③

ロッド ソルティーステージKR-X シーバス「SXSS-982M-KR」

リール ソルティーステージ4000S

ライン スーパーファイヤーライン カラード 2号

リーダー フロロカーボンリーダー 60lb

使用ルアー 12~14センチミノー等

 

完敗した初日

ホテルのベッドで色々な事を考える・・

ハッキリしなかったアカメのイメージは大分見えてきた。

居るけど食わない。

つまり「アカメのスイッチが入るのを待つか、こちらから入れるか」

 

二日目

正直悩んでいた。

連日降る雨で水温低下と塩分濃度が下がる事は分かっていた。

高水温・高塩分濃度を好むアカメ

昨日選んだポイントは浦戸湾に流れ込む河川。

湾内よりも水温は下がり、塩分濃度も低い・・

普段なら湾内へ移動する判断をするが

昨日のボイルと謎のヒットが脳裏から離れない。

「ひょっとしたら今日も・・」

「今日こそは・・」

自分の弱さが出てしまった。

そして同じポイントへ行く

しかし、いや当然期待していたボイルもなく

静かな水面・・

なのに粘り切ってしまった。

内心「次の一投で・・」と投げてしまう

ボイルもバイトもなかった。

自分に負けた二日目

こんなに情けない気持ちになったのは久しぶりだった。

 

三日目

ついに最終日。

エリアを湾内に移し明るい時間に下見。

手前の石積みと沖の微妙な地形変化

潮の流れも考慮して入る場所とキャストコースを考える。

夕方にポイントへ入ると結構なベイトの数

一時間位経過した所でベイトの動きが変わる

水面で騒ぎ、逃げる挙動。

「何か居る」

しかし投げるルアーに反応はない。

1時間程でベイトは姿を消し

水中の緊張感もなくなってしまった・・

 

ここで仲間と休憩を挟んだ作戦会議

結論は自分以外の仲間は移動

自分は残る決断。

 

先程のベイトがまだ近くに居る気がしたのだ。

1人戻った後は歩き回り石積みとスリットのエリアでベイトを発見!

もう夜明けまで時間がない。

スリットのアウトエッジからインエッジ

石積みに絡むコースを信じて投げ続ける。

数投目インエッジを抜けた所で

「カンッ」

固いバイト!

フッキングすると輝く銀鱗の魚体が沖で跳ねた。

心臓はバクバク

ビッグシューターのクラッチを上手く使って丁寧にファイト

足元まで寄せてライトを当てる

 

 

アカメ・・じゃなかった・・・

 

しかし自分自身大型のヒラスズキは初めて

嬉しさと少しの物足りなさが入り混じる。

ここで夜明けを向かえ

自分の中の何かが切れた・・

 

考えられる全てを出し切った

条件が悪くても釣る人もいるし、良くても釣れない人も多い。

つまりまだ自分はアカメを獲るには至らないと言う事

 

次回に向けて、しっかり積み上げて行きたいと思います。

 

毎日見守って頂いた高知の皆様

本当に有難う御座いました!

 

三道 竜也



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