フィールドスタッフブログ
2015/01/21

『[琵琶湖のシャローから〜番外編] 冬の、練習としての釣り』 (中村 大介)

みなさん、こんにちわ、中村 大介です。

2015年もこの場でみなさんに発信ができることを嬉しく思っています。

今年は僕なりには、ちょっと高い目標と、それを達成するために

テーマを持って釣りをしてみようと思っているのですが、それはまた、にして。

今年の冬は、とても訪れが早く、また厳しいことありませんか?

例年なら12月というのは秋の釣りの延長で、数は少ないながら反応してくれるのですが、

今年は一週目の寒波の後、とても厳しく感じました。

一方で水温の低下も底を打ったはずで、するとこの後の展開はどうなっていくのか・・・

初めての季節感で楽しみなのですが、今日のテーマはちょっと違うことを。

冬の、練習としての、釣り、です。

 

[琵琶湖のシャローから〜番外編] 冬の、練習としての釣り's image(1)

 

冬のバスフィッシング、それもシャローやりきりも、それはそれで面白いし、

一匹が実に嬉しいのですが・・・ 同時に、魚を釣り込んでこそ、見えるものもあります。

そんな魚釣りの技術を磨くのにすごくいい釣りだなと最近感じているのが、

ヘラブナと、ボートからのシーバスです。

ヘラブナは、釣りとしての詳細はちょっとここに書ききれませんが

(細かいし、専門用語が違うし、どこから書いていいものやら・・・)、

バス・フィッシャーマンならはまる釣りだとは思いますし、冬の方がバスの人間には得意かもしれません。

写真は、下野さんに誘われるようになっていくようになった年末の納竿大会のもの。

下野さん始め、昨年大活躍の前山さんなど、何人ものバスプロ、それにヘラプロが参加して、

なかなか釣れないながら楽しい大会でした。

(そして一等賞が穫れて、気持ちよく一年を終えられました!)

そして、もう一つ、とてもオススメなのがデーゲームでのボートシーバス。

 

[琵琶湖のシャローから〜番外編] 冬の、練習としての釣り's image(2)

 

友人に誘われて、東京湾の釣りに昨年の秋から行っているのですが、

先週の寒い雨の中でも何十匹と釣れました。

だからと言って、投げてたら釣れるという感じでもないのです。

エリアの選択はガイドさんの力を借りて、あとは流れや

光の具合などからスポットと魚のポジションを見極めていくプロセス、

そしてどんなポジションの魚をどうやってバイトに持ち込むか、は、

かなりはっきりとしたパターンがあることが多いです。

単にこのルアーなら釣れる、というより、あるレンジに、

あるコース取りでルアーを通せるかが本質だったりします、

それがやりやすいルアーが結果としてヒットルアーとなる、という。

この見極めることがうまくできたかどうか、できれば連発、しかしそれができなければチェイスもない、

という形で、その答え出しがハッキリ、そして早い。早いゆえに、すごいたくさんの回数できるのです。

(逆に今の琵琶湖だと、盛期でも、ある程度、やりきらないと答えが出てこないと思うのです。)

これは良い釣りで、こんな釣りをしていると、釣りが少しづつ、

上手になっていくなー、というように思ってます。

良かったら、バス・フィッシャーマンのみなさんも、ぜひやってみてほしい釣りです。

まぁ、寒い中、釣れたら単純に面白い、というのもありますよね!(笑)

今期はそんな練習からの材料もあって、シャローでの展開は変わりませんが、

フリッピングだけでなく、クランキングもしていこうかと思っています。

道具立ても、やりながら気づいたことがありまして、海での釣りなので、

試合用のリールは温存しようと、昔に買った国産の

リールを引っ張り出して使ったりしていたのですが、

先日にちょっと深めのレンジをメタルバイブレーションで釣るのに、

パワークランクを出してみました、すると、とても良かったです。

大口径ギアが効いてるでしょう、巻いててトルクがあるので、スムースに巻けて、

結果、感度があがる感じがしました。

メタルバイブレーションを魚の寄っている構造物の向こうに投げて、

魚の居るレンジより一段下に落としてから、一気に巻き上げる。

すると魚が着いてきた感じが判り、そこでちょっとした食うきっかけをロッドアクションで作ってあげる、

なんていう釣り方が前回は効きました。 こういう釣りは、タックルに助けあってこそです。

こんな経験をもとに、琵琶湖でのクランキングにはあのリールがいいかなー、

なんてことも考えています。

ということで、良かったら、いろんな釣り、していてくださいねー、

それは魚釣りへの理解を深めると思います。

僕自身、いいシーズンにできるよう、いい練習を、またしたいな、と思っています。

3月からの大会が、楽しみです。

 

中村 大介



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