フィールドスタッフブログ
2012/05/30

『激タフな時は60XUL?奥伊勢湖宮川チャプター第2戦』 (北山 睦)

こんにちは!TOP50ネットワークの北山です。

久し振りに元々のホームレイクとも言える三瀬谷ダムのチャプター戦に

参戦してきましたのでレポートします。



5月26日、北浦のTOP50のプリプラから帰って来て翌々日の三瀬谷。

前日プラは、まず「とにかく広く探って湖全体の季節感を掴みたい」と思い、

Fantasista YABAI!! FNCY-69L MGS Bait Finesse?に3.5gの

ワッキードロップショットリグで最下流?最上流をくまなく探りました。

「この辺おるやろ」的な感じで、クサいところを水深2mくらいまで撃って行きますが、

ま?ったく反応がありません。

水温は19?20℃。通常であればスポーニング真っ盛りという感じのハズなのに、
全くベッドもありません。。。

稚魚守りさえ居ない…最上流には回復したバスも全く居ない。。。

下流も全然釣れない。

結局、前日プラは「何も掴めないまま」ノーフィッシュ。



 

恐らくこの減水と雨の濁りでスポーニングが上手く行って無い。。。

コレは私の経験上、いわゆる、スポーニングの“強制リセット”状態で

「とてつもなくタフな試合になる」と直感しました。



家に帰って、いそいそとFSS-60XULS MGSを準備。

フルーガー・パトリアークXT2000SLGバニッシュ・ウルトラの2.5ポンド

巻きます。

これは、どういうことかと言いますと、スポーニング強制リセット状態のバスと

いうのはとてつもなくコンディションが安定せず、

レンジも“ディープでは無いが、浅くもない”といったハンパなレンジ、

本当にタイトに丁寧にスローにしてあげないと口を使ってくれず、体調不良とも

言える状態だと考えたからです。

なので、0.9g?1.3gの軽?いドロップショットリグ(ショートリーダーにしたのは、

濁りとバスが底を向いて拾う手間を省くため)で5?6mまできっちりと落としてやる事を

考えました。

さらに、ラインの水切りを極力抑えるために、2.5ポンドと細いラインを選択、

結果的に使うロッドもFSS-60XULS MGSになったというワケです。



チャプター当日。

フライトはドンケツでしたが、ま?ったく生命感を感じなかった中?上流を捨て、

下流中心に丁寧にドロップショットを深いところまで入れて行きます。

消去法ですね。

予想通り、周りを見ても全くロッドが曲がっていない。

やはり、「キーパー1本釣るのも苦労する状態」なのは間違いないと思われました。

しかし、このFSS-60XULS MGSのこの超タフ状態の細かい軽量リグの操作感と

感度と言ったら、他に替えが効かないくらい最高に使いやすいですね(汗;





結果、このタフな状況下で4本のキーパーをキャッチ(4バイト4フィッシュ)することに成功!





お陰さまで5位入賞でした。(4位に奥出師匠。40g負けちゃいました…参りました!)

上位は本当に数少ないベッドの魚でした。(私には見つけられなかった)

時期的には、サイト以外でここまでシビアなタックルセッティングは必要ない

ハズなんですけど、たまにはこんな事もあるんですねぇ。

今回は、ロッドによるアドバンテージが大きかったと思いますが、自分の経験も

生きたイイ試合だったのではないかと思います。

TOP50第2戦のイイ景気づけにもなったかな?

応援よろしくお願いいたします。



◆タックル

ドロップショットリグ(前日プラ。ベイトフィネス)

ロッド:Fantasista(ファンタジスタ) YABAI!!(ヤバイ) FNCY-69L MGS Bait Finesse?

リール:REVO MGX純正シャロースプールをインストール

ライン:バニッシュ・ウルトラ 7ポンド

シンカー:3.5g



ドロップショットリグ(本番)

ロッド:Fantasista(ファンタジスタ) STUDIOUS(スチュディオス) FSS-60XULS MGS

リール:フルーガー・パトリアークXT 2000SLG

ライン:バニッシュ・ウルトラ2.5ポンド

シンカー:0.9?1.3g(風で使い分け)



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