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『Parity Break-2』 (OilyBoy)
団塊の世代ほどではないけれど、今より大量な同世代を持つ20代の頃の我々は、
個性化の時代などと言われ様々な自己主張を強いられた。


それが学生運動であったり、アンダーグラウンドカルチャーであったり、生意気にも軽井沢なんかの
リゾートライフだったり、カーライフなんかだった。
そんな中で髪型や服装も重要な自己主張と思い込んだ。既成のセンスは否定してかかり、
それが社会を変えていくことにもなると思っていた。
オリンピックに参加するスノーボード選手が、団体ユニフォームの着こなしで批判を浴びている。
ブレザーの下でシャツの裾をパンツアウトにしていて、さらにパンツがずり下げた腰履きである。
ついでに鼻ピアスについても引っかかった。結局謝罪会見で反省させられていた。
彼がしていた着こなしは、サーファーやボーダーだからと言うほどもなく、少し前と比べれば少なくなったが
若者の当たり前のファッションなので、それほど驚くほどの物ではなかった。
しかし大勢の同調者がいたらどんな 批判が起こったのかとも思うが、 一人だけで浮き上がってしまった。
彼が確信的にこれをしたのなら、拍手を送りたい、服装や髪型はアイデンティティーの表出であるのだから、
型にはまらなければいけないと言うことはない。
でもね、大人はドレスコードは教えてあげようよ。
オリンピックがスポーツの祭典でありながら、選手同士のゲームを超えて、国同士が威信をかけた争いに
なる。だからメダルの数を競い合うし、ユニフォームにも大そう気を遣う。
この国を前面に出した競い合いは、このイベントが戦争の代替行為だと思えばうなずけてしまう。
ところで、スノーボードのハーフパイプ競技では、シャツアウトもパンツの腰履きも当たり前なのだ。
街の遊びのスケートボードをスキー場に持ち込んだいきさつからしようがないのだけれど、これが機能的に
正しいのかはいささか疑問だ。
どちらにしても、彼はリアルスノーボーダーなんて言ってないで腰履きで表彰台にあがって見せることだよ。
OilyBoy
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