バークレイについて

釣れるには、理由がある。

フィールドの声に耳を澄ます。科学的なアプローチで革新を追求する。

バークレイは、1937年の6月、アイオワ州スピリット・レイクという片田舎でそのすべてが始まります。当時16歳だったバークレイ・べデルは新聞配達で稼いだ$50(50ドル)を元手に、自分でタイイングしたフライを釣具店や休暇で訪れているアングラー向けに売り始めたのです。自宅2階のベッドルームを作業場にして、Stubby という自分の飼い犬から取った毛や裏庭で飼っていた鶏の羽などを組み合わせて、地元の湖のブルーギルやバスなどを魅了するフライを編み出していったのです。

バークレイ・べデル

バークレイが1939年に高校を卒業する頃には、地元の女性を数名雇って、フライ、リーダーなどを作っていました。そのビジネスは間もなく自宅の地下室やリビングルームもすべて占拠するようになり、やがては自宅を飛び出して地元の雑貨屋の2階を借り切らなければならないまでに拡大しました。

州立大学を卒業してから戦争中は陸軍に従軍していましたが、1945年にスピリット・レイクに戻って再びBerkley and Companyを立ち上げました。その事業は当初ワイヤー製リーダーを主力としていましたが、リーダーをナイロンでコーティングすることを思いつき、それをハートマークのロゴで知られるSteelon leaderとして売り出します。


その頃、バークレイ・ベデルは自らナイロンラインの製造を手がけたくなります。当時はナイロンラインはまだStrenを生み出したDuPont社が独占で製造しており、そのDuPont社からライセンスをもらった彼は、スピリット・レイクへ戻って独自の製造方法の研究に没頭します。

初めのナイロンラインのプロトの製造装置は、洗濯機や自転車の車輪の部品などを流用したものでした。その後の絶え間ない改良はやがてバークレイ社の成功の礎となるTrileneラインの発売(1959年)へと結びつきます。

このTrilene発売後にやがてバークレイ社はライン事業で全米でのトップシェアを取るなど、急激な成長を果たします。1960年代にはロッド、1980年代にはソフトベイトなどの事業にも進出し、Trilene, Fireline, PowerBait, Gulp! ,Havocなどを抱える世界の主力ブランドのひとつになっていきます。

年代別のバークレイロゴ
<年代別のバークレイロゴ>

バークレイが目指すのは、もっと魚が釣れるフィッシングタックル

"Catch More Fish"バークレイが目指すのは、もっと魚が釣れるフィッシングタックル。そのためにバークレイでは、フィールドテストを徹底的に行っています。フィールドに足しげく通うことで分かること。アングラーの声に耳を傾けることで発見できること。実釣で得たノウハウが製品開発に活かされているのです。そしてもうひとつ欠かせないのがラボの存在。バークレイのラボには、化学者やケミカルエンジニア、魚の生態などそれぞれに専門分野を持つプロスタッフがおり、日々研究を重ねています。フィールドで得た知識と経験。サイエンティストとしての能力。この2つがバークレイの"釣れる"タックルの原動力です。昨日よりも多く釣りたい。今まで釣れなかった魚を釣りたい。そう願うアングラーのお手伝いをすることが私たちの使命です。


トッププロの意見をフィードバックして圧倒的に釣れるルアーをリリース。

世界のトーナメントシーンで活躍するバークレイ契約プロ
<世界のトーナメントシーンで活躍するバークレイ契約プロ>
バークレイの製品には、国内外で活躍するトッププロのアドバイスが反映されています。アメリカのトーナメントで大活躍中のスキート・リース、マイク・アイコネリやジェイ・イエラス、日本のトーナメントシーンで常にトップを走り続ける今江克隆プロ...。結果を出し続けることが求められるトーナメントというシビアな実践の舞台で得た「釣れる」というまぎれもない事実がバークレイの実力を物語っています。

魚の生態学、生理学、化学物質や物理学の研究。
バークレイの製品は、自慢のラボから生まれます。

ラボでは、ジョン・ブロクナウ(写真左・左)やDr.キース・ジョーンズ(写真左・右)といった優秀なスタッフが研究・開発を実施しています。

バークレイが巨費を投じて建設したラボ。この研究室はバークレイの自慢のひとつであり、"釣れる"タックルを生み出す原動力になっています。ここでは、世界中のあらゆるゲームフィッシュが専用の水槽で飼育されています。長期間にわたって魚を観察することで、その行動や習性を分析します。そのデータは素材の選択やデザインなどの製品開発に活かされます。化学物質の研究や物理学的な研究も、このラボで行っています。専門知識を持つスタッフが力を合わせ、さまざまな視点で有効性を検証しながらプロトタイプをつくりあげていきます。完成したプロトタイプは、世界中のフィールドでプロスタッフがテストを行います。テスト結果はラボにフィードバックされ、改良が加えられます。研究スタッフからフィールドスタッフまで、開発に携わるすべてのスタッフによってトライ&エラーが繰り返され、高いハードルを超えることのできたものだけが世の中に送り出されるのです。私たちのタックルを" 釣れる"と自信を持って言えるのは、製品化するまでに多くの時間を費やしてさまざまな検証を行っているからです。研究、開発、テスト、製造までの一貫体制がバークレイ製品のクオリティを高めています。


ルアーを泳がすロボットを操作するラボ・スタッフ
ルアーを泳がすロボットを操作するラボ・スタッフ
ゲームフィッシュ専用の水槽
ゲームフィッシュ専用の水槽
バークレイラボ内のキャスティングプール
バークレイラボ内のキャスティングプール。 プールの側面がガラスになっておりルアーのアクションの検証ができます。

20年の歳月を費やして完成させた「ガルプ!」のウォーターマテリアル

「ガルプ!」に採用されている天然成分のウォーターベースマテリアルは、完成に20年以上という膨大な時間を要した革命的な素材です。そのニオイの拡散性は、通常のプラスチックベイトの400倍以上(60分間平均)という驚異的な数字を叩き出しています。テストされたフォーミュラの数は膨大。フィールドで何度となくテストを重ね、最適なものを探しあてているのです。ニオイの知覚能力が人間の約1,500倍と言われるゲームフィッシュを魅了する独特のニオイは拡散範囲が広く、広範囲の魚にアピール。ニュートラルな状態にある魚を刺激することで、集魚力を高める効果があります。ニオイの効果を徹底的に追求することで、これまでにないソフトベイトを誕生させた「ガルプ!」。そのポテンシャルは科学的な根拠に裏付けられています。

天然成分を用いた環境にやさしいマテリアルを完成。

ガルプ!生分解過程

「ガルプ!」は石油系の成分や環境ホルモンを含まない天然成分のマテリアル。自然の中で楽しむ釣りだから、自然への負荷を少しでも減らしたいという思いから開発した、環境に優しいソフトルアーです。写真は生分解性をテストした際の模様。分解のスピードはフィールドの環境によって異なりますが、バクテリアによって着実に分解されます。

プラスチックベイトの400倍以上の味とニオイを放出!

プラスチックベイトの400倍以上の味とニオイを放出!